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2015年12月21日

マレーシア イミグレの指紋管理システムの精度に驚いた。改姓後の再入国は要注意

今回の帰国で長い間旅の道連れだったパスポートを更新。
パスポートも無事発給され、一段落。


失効した古いパスポートは、旧姓で作っていたものを結婚後、改姓の旨を追記に書き加えてもらって使っていた(手続きが簡単で費用も安い)ので、時々航空券の名前とパスポートの写真のページを見て???とされることもありましたが、追記欄を示すとすぐに納得され、大きな問題となったことはありませんでした。
しかし、今回マレーシア入国の際、別室に呼ばれてしまいました。
真新しいパスポートをマレーシア入国の際に提示すると、いつもの通り、パスポートのスキャンが行われるとともに、指紋認証を促され、指紋撮影。
イミグレのお姉さん、作業を行うも、ため息をつきながら、何度も何かをトライしている様子。
中国からの入国者でごった返すイミグレで、私の後ろに並ぶ中国人にちょっと待ってね、と目くばせしながら、システムと格闘。
とうとう、首を横に振りながら、別室へ行くよう、促されました。

え~、何があったんだろう(汗)。
お姉さんは多くを語らず、ただ、別室への通路を示すのみ。。。。

今回はただでさえ、観光バス30台分の中国人のシンガポール出国に巻き込まれて、辟易しているのに、ここで、さらに尋問が始まるのか?

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別室でパスポートを提示し、改めて指紋認証を行うよう指示され、指示に従う。
イミグレカウンターと違って、別室はデスクの高さが低いので、モニターはこちらからも見えます。
指紋認証を行うと、なんと、私の古いパスポートと、今回提示した新しいパスポートが二つ並んで表示されます。
お~!指紋からちゃんとパスポートのスキャン画像が表示される仕組みになっているんだ~!
(当たり前といえば当たり前 (;^ω^) )
しかも、その処理速度は結構早い。
マレーシア国中のイミグレで相当数の出入国情報を処理しているものと思われますが、指紋認証後数秒で紐づけされたパスポートスキャン画像が出てきます。

つまり、他人のパスポートで再入国しようとすると、指紋に紐づけされた情報が異なるため、イミグレでそういう怪しい人間の入国を阻止することができるのですね。

今回の私の場合、もともと指紋に紐づけされていた古いパスポートスキャンの氏名情報が旧姓だったため、システム上に別人と判断され、カウンターのお姉さんでは上書き処理ができなかったのが、別室に呼ばれた理由のようでした。
なので、別室の係官がシステム上で処理を行い、無罪放免。

最近は独身時代に海外旅行を楽しむ女性は多く、新婚旅行も旧姓のパスポートで出かけられる方が多いとか(新婚旅行の予約を結婚前早々に行うのと、入籍後改姓パスポートを入手するまでに時間がかるため)。
例えば、独身時代の旅行や旧姓パスポートで新婚旅行、もしくは私のように旧姓パスポートを追記でしのいできた方がマレーシア旅行後改姓してパスポート更新し、マレーシアに再入国しようとすると、私と同じように別室対応になる可能性が高いものと思われます。

別に別室で詰問されるわけではないので、焦る必要なないのですが、やっぱり、ドキドキしますよね。

夫婦別姓とか改姓について特別な意見はありませんが、結婚による改姓は銀行や役所などの事務手続きが煩雑で時間もお金もいろいろかかるのに辟易していましたが、結婚後しばらくたってそんなことも忘れかけていたここへきて、改姓の影響ってこういうところにも及ぶんだ、と、改めて感じました。


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